ぱいたんイズム

ゆるりと綴る、意識低い系ゲームプランナーの日常雑記。

【1/3】ゲーム業界を目指す就活生に読んでほしい、現役ゲームプランナーがお伝えしたいこと①


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ゲームは、いかにして作られるのか

どうも、ぱいたんです。

はてなブログのトップにある「思いは言葉に。」というアレ、なんともシンプルですが良いフレーズだと思います。
すごく好きです。

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ブログを書くようになって、自分の思いをアウトプットすることの楽しさを再認識しています。

頭の中にあるものを文字にして綴ろうとしたとき、自分でも想像していなかったような言葉が心の底から不意に飛び出してくるのは、妙な心地よさを感じます。

これからも楽しみながら、マイペースに続けていこうと思います。


さて本題。

ゲームプランナーとはなんぞや

前回の記事で意思表明したように、街で見かけた就活生に触発されたので、ゲームプランナーというお仕事の話を少々。

ゲームプランナーって、どんなイメージ?

ゲームを遊ぶ人は世界中にたくさんいますし、スタッフロールなどで「ゲームプランナー」という仕事の存在を知っている人も多いはず。

しかし、ゲームプランナーとは実際どんなことやってる人なのかを知る人は多くないと思います。

少なくとも、僕が今まで出会った方々(他業種の人)はそういう人が多かったです。


プランナーってぐらいだから、新しいゲームを考える人でしょ?

パワーポイントとかで企画書を作ってプレゼンするんでしょ?

ていうか、プログラムもデザインもしないなら何してんの?

会社で一日中ゲームしてんの?

ゲームオタクばっかりの会社なの?

毎日徹夜しまくってんの?

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いやまぁ、たしかに。
よくあるイメージとしては、そんな感じなんです。

あまり表には出ない仕事なので、ふんわりとしたイメージだけ持っている人も多いのではないかと思います。



プログラマーはプログラムする人!

デザイナーは絵を描く人!


そこまでは大体わかる。


では、プランナーは?



というわけで、主にゲーム業界を目指す就活生に向けて、僕たちゲームプランナーのことをゆる〜く語ります。

【注意!】
ここで書いている内容は、あくまで僕個人の主観によるものです。
僕が勤めている会社や、業界全体の総意ではない点にご注意ください。

そして就活生の皆さんへ。
これが業界のすべてだと思ってゲーム会社に飛び込むと、思いもよらぬ事態に陥る可能性がありますが、責任は持てませんのであしからず。

得た情報をどう捉え、どう扱うか、というのも社会人として身に着けておくべきスキルだぞ!(と言ってごまかす)

今回は基本的なところをお伝えしたい

まずは、そもそもゲームプランナーとはどんな仕事なのかというところを知っていただきたい。

このあたりは「ゲームプランナー」でググれば大体出てくると思いますが、一応ざっくりと。

ゲームプランナーが担う、主な役割は以下のような感じです。

  • ゲームの核となる遊びやコンセプトの決定(モンストだったら『キャラを引っ張って飛ばすゲーム!』とか)
  • 核となる遊びを軸に、さらに面白くする肉付け要素の考案(敵のアクション、ステージのギミックなど)
  • 必要な情報の洗い出し(キャラに設定するパラメータや、画面に表示する情報など)
  • ゲーム全体の世界観構築(キャラ設定、時代設定、アイテム名称、セリフ内容など)
  • レベルデザイン(パラメータ調整やコースレイアウトなど)

これらは、主にゲームを開発するうえでプログラマーやデザイナーが『何を作ればいいか』という材料の洗い出しに繋がる作業です。

料理をするためのレシピや、スーパーへ買い出しに行く際の買い物メモと同じで、ゲームを作るにも構成要素を明確にしたもの(俗にいう『仕様書』です)が必要になります。


なので、ざっくりと言うなれば、ゲームプランナーは『ゲームの全体像を可能な限りハッキリさせる役割の人』です。

『デザイナーが素材を作り、プログラマーがそれを動かす仕組みを作る』
という開発の流れをスムーズに実現するために、
『デザイナーが何を作り、プログラマーがどう動かせばいいか』
を明確にするのが、僕たちゲームプランナーの仕事だと思っていただければ大体そんな感じです。


「ぼくは企画屋だから、超面白そうなアイデア出しました!じゃ、あとはヨロシク!」
というわけにはいかず、最後まで常に一歩以上先を見ながら、プロジェクト全体の道しるべになり続けるお仕事なのです。


また、ゲーム全体のクオリティと作業進行の管理を行う『ゲームディレクター』という仕事もありますが、これをプランナー経験者が担うことも多いです。

このディレクターというポジション、個人的には単なるプランナーの上級職というわけではなく、全くの別物だと思ってます。

とはいえ、少人数プロジェクトなどでは『ディレクター兼プランナー』的な役割の人もザラにいますね。

もちろん上記はあくまで一例なので、会社によってはプランナーが担う役割が少し違っていたりするかもしれませんが、まぁ大半はどこも同じだと思ってます。


* * * * * * *


さて、今回は一旦ここで区切ります。

一般的にはあまり馴染みのないゲームプランナーという仕事について、なんとなくでも理解を深めていただけたなら幸いです。

次回は、僕がこれまでのプランナー人生で実際に経験した内容から、現場で必要になるであろう知識やスキルについてまとめてみます。

ではでは!