どうも、ぱいたんです。
突然ですが、ディズニーはお好きですか?
僕はめちゃくちゃ大好きです。
さて、もはや夏と呼ぶべき暑さになってきましたが、ちょうど先日6/14まで、ディズニーランドでは春のイースターイベントが開催されていました。
シーズンごとに季節モノのイベントで盛り上がるディズニーですが、特にここ数年の春イベント(イースター)は非常に楽しげでよろしい。
そして今年、2017年のディズニーイースターは「うさたま大脱走」と銘打ちまして、
- ウサギの耳がついたタマゴ「うさたま」が逃げ出して大パニック!
- ミッキー率いる「うさたまチェイサー」たちが、うさたまを捕獲するために大奮闘!
- お客さんも、うさたまチェイサーと一緒に「うさたまダンス」で盛り上がろう!
という感じの世界観で展開される「ヘンテコ、ハチャメチャ、さぁ大変!」なパレードがメインコンテンツになっとります。
(超ざっくり説明)
この記事は、そんなディズニー大好き野郎である僕が、同じくディズニーの狂信者である彼女とともに、日々の激務や資金難を乗り越えて夢の国へとトリップした、ある週末の激闘を後世に残すためのものであります。
序章:現実という壁
僕は、めちゃくちゃディズニーが大好きです。(※2回目)
できることなら年間パスポートを購入して、毎週末でも(仕事しなくていいなら毎日でも)ディズニーに行きたいぐらいです。
しかし、僕は大阪に住んでいるので、ディズニーに行くためには旅費やホテル代などの出費がネックになります。
そこで、大阪府民である僕がディズニーへ1回行くために必要な出費が実際どれくらいか、まとめてみました。
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◆新幹線代
新大阪-東京間の新幹線代、往復で約3万円。
彼女と一緒に行くので2人分、合計約6万円。
◆入場チケット
大人ひとり7400円(2017年6月現在)が2人分で1万4800円。
◆宿泊費
我々がディズニーに行く場合、東京へ移動した日に1泊、翌日にディズニーで遊んだあと1泊して、翌日に大阪に帰るという2泊3日の行程が基本パターン。
(ランドもシーも両方行く豪華旅なら、もう一泊プラス)
ディズニーまでのアクセスと価格帯がほどよいホテルで泊まるとして、1泊(2人1室)が約6000~8000円ぐらい。
2泊するので約1万~1万5000円ぐらい。
もちろん、ここは時期による。
◆その他
新幹線以外の電車賃、食費、ちょっとしたお土産代など、こまごまとした出費。
ここはその時々のさじ加減だけど、まぁざっくりと2万ぐらい。
お土産、わりと高いですからね。
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というわけで、
1ディズニー=約10万円
という式が成り立つわけです。
高いッッ!!!
そこまで裕福な暮らしをしているわけではない身にとって、「夢の国」への旅路に立ちはだかる「現実」という壁は、非常に高く険しいものです。
なので、これまでも何度となく楽しそうなディズニーイベントに参加することを見送り、YouTubeで雰囲気だけ楽しむということもしばしば・・・。
今回のイースターも例にもれず、金銭面の余裕を考慮して見送る予定でした。
しかし、今年のイースターはどうしても行きたい!と思えるほど、近年のイベントの中でもかなりグッとくる内容で、パレードの内容も、曲も、とても楽しそうだと感じていました。
彼女に至っては、
「イースターに行きたい・・・でも行けない」
という悲しい現実から逃避するかのように、日々の洗い物をするときは必ずスマホを台所に持ち込み、YouTubeでイースターの動画を流しながら、洗い物ついでに「うさたまダンス」の振り付けを熱心に覚えていました。
もはや、魂だけがディズニーに飛んで行ってしまった抜け殻、生ける屍と化してしまった彼女。
そして僕も、ディズニーの公式HP、テレビCM、そして台所で健気に踊り狂う彼女を見るたびに、
「あぁ、行きてぇなぁ・・・」
と思う日々でした。

前編:激動の2日間
1.夜行バスという救世主-メシア-
行きたい。
でも、行けない。
そんな悶々とした日々を過ごしながら迎えた、6月初旬。
晩ご飯を食べ終わったあと、彼女がこんなことを言いました。
「夜行バスというものがあるのだが」
つまり、こういうことだ。
金曜の仕事終わりに夜行バスで東京へGo
↓
翌朝からディズニーで遊ぶ
↓
その日は東京で1泊する
↓
日曜の昼過ぎ~夕方に大阪へ戻る
なるほど。
それなら新幹線よりも安く、ホテルも1泊で済む。
しかし、僕は悩んだ。
日曜に帰ってくると、買い出しをするだけで一日が終わってしまい、翌週に向けての休息が十分に取れないのではないか?
(※我が家では、日曜に一週間分の買い出しをまとめて行っているのだ)
「ならば」と、僕は提案した。
僕の提案は、こうだ。
金曜の仕事終わりに夜行バスで東京へGo
↓
翌朝からディズニーで遊ぶ
↓
ディズニーで遊んだあと、夜行バスに乗る
↓
日曜の早朝に大阪へ戻る
これなら、そもそもホテル代がかからない。
日曜も朝からまるまる使える。
行程的にも、資金的にも、希望の光が差し込んだ。
彼女の瞳に、光が灯った。
「それ、アリやな」
すぐさま僕たちの頭の中は「うさたま」一色に染まった。
このとき、6/7(水)の23時過ぎ。
では、いつ行くか?
決行するなら、金・土・日だ。
ディズニーイースター2017、開催期間は 6/14(水)まで。
つまり、その週の金・土・日(6/9~6/11)がラストチャンスである。
「今週、か・・・!!!」
ゴクリ、と息をのむ2人。
時計は24時を指し、日付変わって6/8(木)。
入場チケットも無い。
夜行バスも予約してない。
荷物の準備もしてない。
そして、僕は仕事が山積みだ。
リミットは翌日の夜。
やるしかない。
2.激闘の木曜日
そして迎えた、木曜日。
ここで夜行バスの予約が取れなければ絶望的です。
完全に本気モードのギアを入れた彼女は、仕事の合間を縫って、良さそうな夜行バス予約サイトのURLをガンガン送ってきます。
こちらも激務の合間にURLを確認し、良さそうなバスを予約!!
やったぜ!!!
あとは当日のスムーズな入場のため、今日のうちにチケットを手に入れる必要があります。
「任せろ」と告げた彼女は、定時ダッシュでディズニーストアへ直行。
大絶賛残業中の僕に、彼女から「見事チケットを入手した」と連絡が入ります。
やったぜ!!!
よくやったぞ、彼女!!!
こうして、今まで2ヶ月ほどウダウダしていたふたりは、1日にしてディズニー行きの切符の入手に成功します。
3.決戦の金曜日
ついに当日、金曜日。
21時半までに会社を出れば、夜行バス乗り場での点呼に間に合う計算。
立ちはだかる山盛りの仕事を、いかにして放棄するか片づけるかを考えつつ仕事を進めます。
まずは、この翌週火曜までに終わらせなければならない仕事の全体像を想像します。
その作業量と、それにかかるであろう作業時間。
慎重に、冷静に、作業を何時までに終わらせることができるかを計算します。
そして
僕が導き出した答えは、こうだ。
どう考えても、今日中には終わらない。
その事実が、逆にありがたかった。
やるだけやって、21時になったら残りは翌週の自分に任せよう。
そう心に決めた僕は、計画通り21時過ぎに会社を出た。
なんば駅直結の大型商業施設「なんばパークス」付近のバス停を目指し、僕は旅立ったのだ。
しかし、なんば駅に到着したところで問題が発生する。
別行動でなんば駅を目指していた僕と彼女は、ふだんの生活圏ではない難波の地理に詳しくなく、そして地図を読むのが苦手だ。
さながら巨大迷宮のような、なんばパークス。
どっち向きで見るのかわからないGoogleマップ。
お互いにどこにいるかもわからないまま、夜の難波を彷徨うふたり。
そして、刻一刻と迫る点呼の時間。
正解かどうかもわからないルートで、なんばパークスを彷徨うこと十数分。
これまで幾度となく道に迷ってきた僕は、野生の勘でバス停を発見することに成功!
時をほぼ同じくして、彼女も(全く別のルートを通って)バス停に辿り着いた。
時間ギリギリで点呼に間に合ったふたりは、ついに念願のディズニーへと旅立ったのだ!!!
(夜行バス内の描写に関しては、爆睡していたので割愛してます)

後編:来たぞ、悲願のイースター!
※ここからは写真多めでお送りします。
1.まずは腹ごしらえ
現地に着くと、当然ながらイースター感が満載!
入場前の売店で売っているお菓子も「うさたま」モチーフ!
入場直後のエントランスもイースター仕様!
テンション上がってきたあぁぁぁ!!!
まずは、ミッキーたちの家が立ち並ぶトゥーンタウンへGo!
グーフィーの家の敷地内でピクニックをするうさたまを発見。
このうさたま・・・
よく見ると、グーフィーとマックス(グーフィーの息子)のコップを使っている。
こいつら、グーフィーたちのファンなのか・・・?
そして、前日(6/9)に誕生日を迎えたドナルドのボートには、生誕を祝うデコレーションが!
おめでとう、ドナルド!
さて、お目当てのイースターパレードまでは少し時間がある。
次はどこへ行こうか・・・というタイミングで、僕のお腹が朝ごはんを要求していることに気づいた。
ということで、トゥーンタウン内にある「ヒューイ・デューイ・ルーイのグッドタイム・カフェ」で朝ごはん。
このお店は、ドナルドダックの甥っ子にあたる3兄弟が経営するお店です。
見た目も幼い3兄弟ですが、すでに飲食店の共同経営を経験しているあたり、将来有望すぎです。
ここでは、事前に目をつけていたイースター限定メニューのパンケーキサンドのセットを注文。
どどん!
パンケーキサンド、ポテト、ドリンクのセットで990円。
パンケーキサンドはこんな感じ。
ほんのり甘いパンケーキに、ジューシーチキンの竜田揚げが挟まっている。非常においしい。
見た目以上のボリュームで、お腹いっぱい。
かぶりつくと自分の顔がウサギになるという、遊び心のある包装もステキ。
さてさて!
お腹も満たして、準備万端!
いざ、念願のイースターパレードへ!!
2.悲願達成!「うさたま大脱走」
YouTubeではなく!
我々の!
目の前に!
うさたまが!
大脱走してきたぞ!!
うさたまチェイサー、出動ぉーーーっ!!!
(テンションMAX)
・・・などと、取り乱してしまうテンションで臨んだイースターパレード「うさたま大脱走」!
前述の通り、ウサギとタマゴの合成獣である「うさたま」を捕獲すべく、ディズニーの仲間たちが「うさたまチェイサー」として元気いっぱいに大暴れします!
何をやっても、持ち前の女子力を存分に見せつけてくるミニー!
誕生日おめでとうドナルド!
今年で82歳!(震撼)
彼女氏の最近のイチオシ!
グーフィーの息子、マックス!
・・・からの、躍動感あふれる親子競演!
今回のパレードでは、「ズートピア」のジュディとニックが初参戦!
(いいアングルの写真がなかった・・・)
そして、“ぼくらのクラスのリーダー” ミッキーさん!
いつ見ても、何を着てもイケメンなのは、一体どういう原理だろうか。
ディズニーのパレードは、パーク内を一周するように設定されているパレードルートを3つの区間に区切って、1区間で1回、つまり1周するあいだに同じ内容を3セット行います。
どの区間で待機していても、最初から最後までパレードの内容を見られるようになっているわけですね。
そこで、僕と彼女はまず1つめの区間で待機して1セット目を楽しんだあと、パレードが2つめの区間へ移動している間に3つめの区間へ先回りし、3セット目も存分に楽しむという作戦を決行。
このイースターパレードは昼と夕方で1周ずつ、計2周(6セット)ぶん行われるので、1日でイースターパレードを4セット楽しんできました。
このために来たといっても過言ではないですからね!
大満足ですよ!
最高!!!
ちなみに今回のイースターパレードは、パレード自体のクオリティも高いし、みんなで踊る「うさたまダンス」の振付が覚えやすくていい。
毎日のようにYouTubeをヘビロテしていた彼女はもちろん、予習が不十分だった僕も一緒に踊って騒いで楽しめました。
そして、
ふとパレードの最中に他のお客さんの様子を見ると、カラフルで大きなフロート(=パレードの乗り物)を見てはしゃぐ子供がいました。
満面の笑みで手拍子するカップルがいました。
パレードBGMの歌を口ずさみながら、楽しそうに「うさたまダンス」を踊るおばあちゃんがいました。
老若男女、その場にいるみんなが、本当に嬉しそうに各々の時間を過ごしていました。
みんなの心がつながり合って、一緒に喜び合える場所。
楽しさと平和に満ちた、最高の時間を味わえる場所。
そう、それがディズニーランドなのです。
(雑な宣伝)
3.小休止の軽食&ドナルド施設訪問
悲願のイースターパレードを目の当たりにして狂喜乱舞し、踊って騒いで満喫した僕らは、小腹を満たすために軽食を取ることにしました。
目指すはビッグサンダーマウンテンから1分ほどの距離にあるお店「キャプテンフックス・ギャレー」。
このお店は、「ピーターパン」に登場するフック船長の名を冠するピザ屋さんです。
今回注文したのは、ベーコンとパイナップルのピザ。
ドリンクとのセットで620円。
彼女は、お気に入りのシーフードピザのセット(640円)。
そして付け合わせにベイクドチーズポテト(330円)を1つ買うのが、我々の定番オーダー。
細かい話ですが、僕はこのお店でピザが提供されるときの箱が大好きです。
こんな箱です。
筒状のもの(ドリンクとポテト)は両端に差し込み、三角形の箱に入ったピザは中央にすっぽり収まるという、計算されまくった美しきデザイン。
これ、すっごく好き。
お店のお姉さんが、この箱を素早く組み立てるときの手際の良さもステキ。
肝心のピザも、ちゃんとおいしい。
もっちりチーズが食欲をそそります。
ベイクドチーズポテトは口の中が若干パサつくので、ドリンクは必須。
ピザを堪能した後は、2016年11月22日にオープンした新エリア「キャンプ・ウッドチャック」へ。
ここにあるグリーティング施設「ウッドチャック・グリーティングトレイル」では、いつでもドナルドやデイジーと会うことができます。
僕が最後にディズニーを訪れたのは2016年11月17日でギリギリオープン前だったので、ここは是非とも見ておきたいエリアでした。
うんうん、専用の衣装が良い感じですわ。
・・・が、しかし。
イースターとは別で、もうひとつのお目当てだったパレード「ハピネス・イズ・ヒア」の開始時刻が迫っていたので、やむなく写真だけ撮ってスルー。
すまんなドナルド、また来るぜ。
4.見たら泣くパレード「ハピネス・イズ・ヒア」
大げさな見出しを付けましたが、決して過言ではありません。
このパレードを見ると、僕は泣きます。
彼女も泣きます。
ふたりとも泣きます。
「ハピネス・イズ・ヒア」は、ディズニーランドの30周年記念パレードとして始まった、個人的殿堂入りパレードのひとつです。
イースターが「楽しさがはじけるパレード」であるならば、こちらは「幸福感があふれるパレード」というべきか。
日常のモヤモヤ、イライラ、その他さまざまな心に溜まったドス黒いものが、このパレードを見るだけで(というより、BGMのイントロを聞くだけで)スーーーーーーーーッと浄化されていく感覚は、まさに神々の行進を見ているかのよう。
もはや僕の中では神格化された、超伝説級のパレードなのです。
このパレードでは、メインキャラクターたちが煌びやかな金色の衣装で登場。
お祝いムードがガッツリ出ているパレードなので、心なしかディズニーキャラクターたちも他のパレードより嬉しそうに見えます。
とりあえず、写真を撮ったのでご覧ください。
パレードの随所に、そこはかとないハピネスを感じます。
「塔の上のラプンツェル」からラプンツェルも参戦。
超巨大なハートの女王の威圧感、一見の価値あり。
こんな金色の衣装がビシッと似合うのは、スターの証。
僕が着たらピコ太郎になっちゃう。
このハピネス・イズ・ヒアも、パレードの曲が非常にいい。
現地で聞くイントロはもちろん涙腺を刺激してくるのだが、勢い余って会社で仕事中に聞いても泣けてくる。
この曲を聴いて涙ぐむたびに、
あ、僕は疲れてるんだな
ということに気付かされるとともに、読んで字の如く、人を「感動」させる最高のパレードであることを改めて再認識するわけです。
※ちなみに
「ハピネス・イズ・ヒアは社畜の心を壊す」
とは、彼女が残した名言である。
あぁ・・・
ダメだ。
これ書いてるだけで泣けてきた。
次いこう、次。
5.夢と魔法の伝統芸能「エレクトリカルパレード」
ここで、一気に夜のパレードの話に飛びます。
なぜなら、この日はアトラクションも2つしか行っていないし、晩ご飯も食べ損ねたまま「エレクトリカルパレード」の時間を迎えたからです。
パレードを愛し、パレードに愛された男女ォゥ! そう! 我々こそはァーー!
ということで、とにかくアトラクションよりもパレードを優先しまくる行程を選びましたが、ぜんぜん楽しめます。
「いかに多くアトラクションに乗るか」という楽しみ方も非常にエキサイティングで良いのですが、最近の僕たちは「アトラクションは最低限でいいから、とにかくその時期のパーク内の空気感を満喫しよう」という楽しみ方にシフトしています。
アトラクションは気にせず、パーク内を朝から夜まで歩いてるだけでも存分に楽しめますよ。(経験者・談)
さて、話を戻しまして。
「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」といえば、ディズニーのパレードの中でも特に知名度の高い、説明不要の例の光るアレです。
じつは、ちょこちょこバージョンアップを繰り返しながら、フロートや登場キャラクターの構成が変わっています。
最終更新バージョン(?)のエレクトリカルパレードを見たことがなかったので、ワクワクしながら(晩ご飯抜きで)待機すること十数分。
みなさんご存知の「あのBGM」に乗せて、キラキラ光るフロートがやってきます。
不思議なものですが、エレクトリカルパレードのイントロが流れ出したときの高揚感というのは、何度聞いても、いくつになっても色褪せません。
あの薄暗い独特の雰囲気が醸し出す魔力なのかも知れませんが、いつ見ても本当にいいものです。
そして、エレクトリカルパレードといえば写真を撮るのが非常に難しいことでも(僕の中で)有名。
とにかく光のまばゆさにカメラが負けてしまい、僕のように稚拙なフォトグラファーでは写真に収めることが至難の業なのです。
でも、まぁとりあえず気に入ったフロートの写真は載せておきたい。
「ピーターパン」で、ピーターパンとフック船長が戦う海賊船。
今までは船上で実際に戦ってたのに、最新バージョンでは帆に映像(?)として映し出すように進化しててビビった。
「アラジン」の王宮。
アラジンは異色のヒーロー感があってカッコイイ。
3匹の子豚。
つねに怒り顔のやつがシュールで好き。
最近増えた、ラプンツェルと塔のフロート。
すっげー良かった。
「ドリームライツ」なんて名前が似合う、幻想的な雰囲気が大好きです。
エレクトリカルパレードを見たあとは、たまたま居合わせた彼女の学生時代の友人と合流。
なんという偶然。
久々の再会もそこそこに、ここからは怒涛の分刻みスケジュール。
急いで晩ご飯用のホットドッグを購入(写真撮り忘れ)し、次のイベント「ハピネス・オン・ハイ」(写真撮り忘れ)を見るためにシンデレラ城前へ移動します。
6.夜空に咲く大輪のミッキー「ハピネス・オン・ハイ」
ディズニーの夜空を彩る花火、それが「ハピネス・オン・ハイ」です。
この花火の何が良いって、花火開始前にミッキーのアナウンスが入るわけですよ。
そのアナウンスが、こちら。
(いい感じのBGMが流れ始める)
みんな、今日は楽しかった?
さぁ、空を見上げてごらん!
みんなのハピネスが、ここにあるよ!
ハハッ♪
(BGMが一気に盛り上がって花火ドドーン)
いや、泣くわ、こんなん。
このアナウンスを聞くだけで、体がゾワゾワッとして、心が震え、思い出がフラッシュバックし、涙がこみ上げます。
アラサーのゲームプランナーが、ポカーンと口を開けて空を見上げ、すっごく楽しかった今日一日を振り返りながら、目に涙をためて、ただただ美しい花火が舞う夜空を見上げる、何物にも代えがたい時間。
こんなにも心が浄化される花火、他にありますか?
いや、無い。
しかも、花火が開いたときにミッキー型だったりするんですよ。
花火職人の努力にも思いを馳せちゃいますわ、こんなん。
花火が終わると、シンデレラ城前に集まったお客さんたちも思わず一斉に拍手してしまいます。
なんと美しい光景か。
彼ら・彼女らも一様に、心の隅々まで浄化され、穢れなき聖人として生まれ変わったのだろう。
そんな聖人たちは、すぐさま次のイベント「ワンス・アポン・ア・タイム」のベストな位置取りのため、そそくさと動き始めます。
いや、ホラ、こう、もうちょっと余韻というものをだな・・・。
7.テクノロジーと魔法の融合「ワンス・アポン・ア・タイム」
ディズニーランドの一日を締めくくるイベント、それが「ワンス・アポン・ア・タイム」(写真撮り忘れ)です。
大胆にもシンデレラ城を巨大なスクリーンとして使った、プロジェクションマッピングのショー。
さまざまなディズニーの物語が、シンデレラ城の壁面に大きく映し出されます。
ディズニーが好きな人も、あまり興味がない人も、是非とも一生に一度、これだけは見ていただきたい。
特に、終盤で出てくる「美女と野獣」のワンシーン、主人公・野獣と悪役・ガストンが城の外壁をつたいながら戦う場面の再現では、城をスクリーンにした恩恵を最大限に生かしていて見応え十分です。
舞浜にお立ち寄りの際は、是非どうぞ。
おわりに
「ワンス・アポン・ア・タイム」の大迫力、そして幻想的な光景に感動・・・しつつも、「これが終われば、閉園時間はもうすぐだ」という現実が迫ってくる感覚に寂しさも覚えます。
ディズニーに行くと、いつでも最高に楽しいです。
だけど、夢の終わりを迎えるときは、いつでも複雑な心境です。
なので、ディズニーで過ごす一日の終わりはいつも、
「シンデレラのごとく魔法が解ける前に、めいっぱい思い出を作って、笑顔で気持ちよくパークをあとにしよう」
という思いで過ごしています。
魔法が解けたら、また訪れればいいのです。
オッサンになっても、子供が生まれても、お爺ちゃんになっても、ディズニーがあり続ける限り、何度でも魔法にかかることができるのです。
また行こう。 必ず行こう。
次は、どんな魔法を見せてくれるだろうか。
・・・という、帰ってきて1週間も経たないうちにディズニーに行きたい欲が再度こみ上げてきたアラサーゲームプランナーの一人語りでございました。
最後までお読みいただいた方、ありがとうございました!
みんな、この記事はどうだった?
さぁ、空を見上げてごらん!
みんなのハピネスが、ここにあるよ!
ハハッ♪