こんにちは、ぱいたんです!
ハッピーハロウィン!
みなさんはヴィジュアル系のバンド、いわゆる『V系』のバンドってお好きですか?
僕は専門学生時代に知り合った友達の影響で興味を持ってから10年ほど、その魅力にハマっています。
仕事中にV系の曲を聞くことも多く、テンションが上がってくると頭を振りながら作業していますよ。
周りで気になってる人がいたらゴメンやで。
最近ではアニメとタイアップすることも多く、目や耳にする機会が増えてきたV系の文化。
ですが、まだまだ広く市民権を得るには至っておらず、ダーティな雰囲気から敬遠されることも多いですね。
周りにV系が好きな友達もおらず、なかなかV系について話すことも少ないのが残念でした。
せっかくブログやってるんだし、V系の話も書いてみたらいいじゃん!
ということで、V系の魅力がちょっとでも広まればいいな~という思いで筆を取りましたよ!今回は10年ほどV系を見てきた僕が、最近とくに注目しているハロウィンにピッタリな世界観を持つバンド『ぞんび』をご紹介します。
楽しいハロウィンのおともに、ぜひぜひ!
※以降、少しだけ血を模した表現が出てきます。苦手な方はご注意ください。
見た目は奇抜、中身は繊細。それが『ぞんび』
(出展:ぞんび 公式HP)
ぞんびは、ゴールデンボンバーなどのV系バンドも多く抱える事務所『ユークリッド・エージェンシー』所属の4人組バンド。
2017年1月にベスト的1stアルバム『ぼくらはみんな死んでいる。』をリリースした、人気急上昇中・新進気鋭のV系バンドです。
- Vo. 奏多(画像左下)
- ぞんび加入直後は黒いケープで顔を隠し、『感染者のKさん(仮)』として活動していたボーカル。
デスボイスは使わず、ストレートで聞きやすい歌声なので、V系に興味を持ち始めた人にもオススメです。
- ぞんび加入直後は黒いケープで顔を隠し、『感染者のKさん(仮)』として活動していたボーカル。
- Gt. 翔(画像右上)
- メンバーの中で一番怪しい風貌をした、ホラー映画好きのギタリスト。
まっ黒な腕は手袋をしているわけではなく、腕を黒く塗っているのだ。
- メンバーの中で一番怪しい風貌をした、ホラー映画好きのギタリスト。
- Ba. 青井ミドリ(画像右下)
- 作詞・作曲を一手に担う、名前も髪色も青々しいリーダー。
バンドの世界観を存分に生かした楽曲を作る、ぞんびのキーマン。
- 作詞・作曲を一手に担う、名前も髪色も青々しいリーダー。
- Dr. REIKA(画像左上)
- 女性的な髪型であることも多い、ぞんびを最後尾から支えるドラマー。
めちゃくちゃ楽しそうに、暴れながらドラムを叩く姿が印象的。
- 女性的な髪型であることも多い、ぞんびを最後尾から支えるドラマー。
ダークな世界観が徹底されたバンド
バンド名のとおり、彼ら自身は『ゾンビ』であり、彼らを慕うファンは通称『感染者』。
その世界観を前面に出した曲調や歌詞は、ダークで狂気を思わせるものがほとんどです。
しかし、よくある『これぞゴリゴリのヴィジュアル系!』といったイメージの曲ばかりでなく、見た目の奇抜さとは裏腹に昭和歌謡を思わせる曲や、キャッチーなメロディの聞きやすい曲が多いことも彼らの魅力です。
(ちなみにバンド名が平仮名の『ぞんび』である理由も、覚えやすいだけでなく、ハードな曲調や怖すぎるイメージを先入観として持ってほしくないという狙いがあってのこと。)
ぞんびが持つ魅力の『核』となるのが、作詞・作曲を担当するリーダー・青井ミドリです。
彼の持つ類稀なセンスによって、V系らしく独自の世界観を前面に出しながら、キャッチーで耳馴染みのいい楽曲が実現されています。
『腐る』『奈落の底』『切り開いた腹部』・・・といったホラーワードを駆使しながら純愛や葛藤を表現する歌詞は、ともすれば大喜利の域。
人の恐怖をあおるような『ホラーっぽい曲調』を徹底しつつも、決してワンパターンにならない作曲センスにも感心します。
何はともあれ、まずはどんな楽曲なのかを知っていただくのが手っ取り早い!
というわけで、オススメ曲を4つ選んでみたので、とりあえず一曲聞いてみてください(*´▽`*)
ぱいたんのオススメ曲4つ
墓場 de ラヴソング
ホラーワードで切ない恋愛模様を綴る、個人的な名曲。
『ゾンビ感』を前面に出した歌詞ながら、聞いているうちに王道ラブソングに思えてくる不思議。
あまり激しくない曲調なので、カラオケで歌うにもオススメです。
アブノーマル・セラピー
比較的ホラー感が強めの歌詞や曲調で、人体実験をモチーフにしたPVが印象的。
1番のサビ部分から始まる実験は、どれも地味でコミカルなものばかりなので全然怖くないのが良い。
実験内容はもちろん、最後の最後で「ほほぅ、そうくるか・・・」と思わされるラストのオチは必見です。
闇夜のセレナーデ
V系っぽい重低音、ホラーワード、キャッチーなメロディ、疾走感がオールインワンな良曲。
ぞんび楽曲の中では、比較的一般受けしそうな王道ロックというイメージ。
グロテスク路線ではなく神聖さすら感じさせるPVが気に入っていて、しばらくヘビロテしてました。
腐り姫
まさに『ぞんび流・昭和歌謡』で、サビのキャッチーさは今回紹介した4曲の中でも随一。
遊郭をモチーフにした曲で、グロテスクやホラーを使わない『もうひとつのぞんび感』を感じます。
サビの一部が渡辺真知子の名曲『かもめが翔んだ日』を彷彿とさせ、聞く側の集中力を一旦切ってくるのはご愛敬。
ぞんび「腐り姫」【OFFICIAL MUSIC VIDEO [Full ver.] 】
さぁ、僕と一緒に感染しましょう
さてさて、いかがだったでしょうか。
初のアーティスト紹介記事、なかなか難しいもんですね・・・w
僕がぞんびを初めて知ったのは、上で紹介した『腐り姫』のPVからでした。
ぞんびの楽曲はどれもV系らしく世界観がしっかりしていて、それでいて聞きやすいので、すっかりハマってしまいました。
まだまだ若手の部類に属するバンドですが、ライブ主催経験もあり、演奏の実力だって充分!
アニメとのタイアップにも向いていると思いますし、今後どんどんビッグになることを期待しているバンドです。
というわけで、今回は僕が注目している新進気鋭のV系バンド『ぞんび』をご紹介しました!
これを機に、ひとりでも多くの方に興味を持っていただけると嬉しいです!
さぁ、みなさんも"感染者"になって、僕と一緒にぞんびの行進へ加わりましょう!