ぱいたんイズム

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【ゆるやか連載】KOF初心者のスト5勢が、KOF15で「そこそこ強い」と呼ばれるまでの軌跡【その4】

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KOFシリーズ初心者のスト5勢が、最新作『KOF15』で「そこそこ強い」を目指す連載の第4回。

最近は仕事が忙しくなって思うようにプレイ時間が取れず、もどかしい日々です。

全キャラのトライアルコンボも完走して、適正ランクを決めるためのCPU戦も経験しました。
ついに今回から、オンライン対戦に挑戦です!

オンライン対戦は学びの連続!楽しい!

今回の記事で書いている内容は、だいたいオンラインで20戦ぐらい対戦した時点のものです。

動きは初心者丸出しで、戦法も手探り状態ですが、それでもやっぱり対人戦って楽しいですね。

ひとまずオンライン対戦では「勝利」よりも「学び」を優先して、「操作は簡単だけど強い行動」と「相手にやられて嫌だった行動」を意識的に取り入れるようにしました。

具体的には、「ラッシュコンボ」「小ジャンプ・中ジャンプ」「空中ふっとばし攻撃」です。

日常生活では禁忌とされる「自分がやられたら嫌なことを、他人には押し付ける」という意地悪ムーブ、格ゲーの基本ですね。

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動きは荒いけど、何とか戦えている!楽しい!

しかし、まだまだ20戦程度ではスト5の感覚は抜けず、
「この技、ノーゲージで無敵かよ!!」とか、
「これガードしても反撃ないのかよ!!」とか、
「この状況、相手が有利なのかよ!!」とか、
「通常技にガードポイントは強すぎだろ!!」とか、
いろいろな感想はありますが、いちばん衝撃的だったのが

投げ、強っっっっよ!!!!

というやつです。

KOFの投げ、発生1Fで受身不可なのが強力すぎます。
スト5で1F投げと言えばザンギエフのCAですが、KOFでは全キャラがノーゲージ技として完備しているという...。

相手の起き上がりに技を重ねに行くと、だいたい投げられて負けている気がします。
ザンギエフ戦でよく見た光景です。

スト5の常識にとらわれず、「投げ」は「反撃に有効な最速の攻撃手段」であると認識を改めねばなりません。
スト5の感覚ではあり得ない破格の性能なので、もう少し意識して投げを使ってみることにします。

しかも、ガードポイント技や緊急回避など、スト5の感覚で攻撃していると痛い目を見る行動に対しても、投げなら対応可能。

これは「投げ」を使わざるを得ない。

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使わざるを得ない

「格ゲー力」に頼らず、「KOF力」で勝てるようになりたい

オンラインで対戦を重ねるうち、悩んでいたキャラ構成もだんだん固まってきました。

現在は、スタンダードな性能のテリーロバート、そして通常攻撃が使いやすいラルフというチームで遊んでいます。

スト5で培った飛び道具の撃ち方・読み合い・対空などの「格ゲー力」が生かしやすく、「KOF力」の無さをカバーしてくれる頼れるヤツらです。

しばらくはこの3キャラでゲームに慣れつつ、「KOF」らしい動きを習得していこうと思います。

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初心者にもやさしい三銃士を連れて来たよ。

どうやらこの3キャラ、いずれも巷では「強キャラ」と名高いらしく、たしかにオンラインで対戦する頻度も高く感じます。

対戦ゲームにおける「強キャラ」は、使うのも使われるのも嫌だという人がそれなりに多くて、たびたびケンカの火種になることも多かったりしますね。

ちなみに僕は、強キャラを使われるのは問題ないのですが、自分で使うキャラとして選ぶ際にはあまり魅力を感じないタイプです。

たまたま今回は強キャラで揃えてしまったようなのですが、キャラの魅力で選んだ結果なので、まぁ良しとします

もちろん各々が好きなキャラを使って楽しむのが一番良いのですが、慣れないゲームでよくわからないまま負け続けて
「なんだこのゲーム!もうやらない!!」
なんてことになるぐらいなら、比較的ゲームの面白さに触れやすい強キャラを使ってみて、ゲームへの理解を深めるほうが健全だと思います。

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トライアルでの苦戦を思えば、まぁ悪くない戦績

まだまだキャラ性能やシステムの知識不足が目立っていて、思うようにやりたいことができない場面も多々あるけど、そもそもこのゲームを始めてから10時間しか経ってないことを思い出しました。

プロゲーマーならまだしも、さすがにうまく動かせなくて当然です。
ヤキモキする土俵にも上がっていないというか、まだまだこれからですね。

苦手意識よりも伸びしろのほうが大きい状態なので、気長に楽しもうと思います!

結論:不慣れでも格ゲーの対人戦は楽しい