ぱいたんイズム

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【W杯ロス】FIFAワールドカップ2018、日本代表の激闘を振り返るよ

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こんにちは! ぱいたん(@paitanblog)です。

皆さん、『FIFA ワールドカップ 2018』(以下、ロシアW杯)思いっきり楽しみましたか?

僕は連日連夜の激闘に興奮しまくり&寝不足になりまくりの、充実した1ヶ月間を過ごしました!



これまで何度もW杯を観てきましたが、ロシアW杯は僕にとって特に記憶に残る大会になりました。

なぜかというと、楽しく盛り上がった思い出だけでなく、開幕して間もない頃に大阪北部地震で被災したからです。


▼開幕時


 

▼4日後


テンション最高潮の状態から一気に恐怖のどん底に突き落とされるという、ジェットコースターのような幕開け。

もう二度と経験しないことを祈るばかりです。

いやほんとマジで。



ただ、不幸中の幸いというか、神は僕の「W杯めっちゃ楽しみたい気持ち」を見捨ててはいなかった。


避難所にいてもスマホがあれば観戦できるし、家のテレビも壊れていなかったので、ありがたいことに(メンタルさえ強く持てば)W杯を楽しめる環境は整っていました。

全64試合のうち、なんとか55試合以上(正確には覚えてない)もリアルタイム観戦できたので、技術の進歩と神様の粋な計らいに感謝です。



地震発生直後、ブログやTwitterを通じて心配してくださっていた方、ありがとうございます!

おかげさまで家の片づけもひと段落して、今は元気に過ごしておりますよ!
(まだ小さな地震は頻発しているので、気持ちは落ち着きませんが...)



水害を受けないよう避難させていたPCも無事に掘り出され、落ち着いてブログを書ける環境も戻ってきました。

Twitterではちょこちょこ呟いたりしていましたが、いいかげんブログでもアウトプットしたい欲がムズムズしていたので、今日からまた再始動です!


(閑話休題)


さてさて、地震はさておきロシアW杯。
日本代表のドラマチックな快進撃も印象的でした。

準決勝ぐらいから始まったW杯ロスもいいかげん落ち着いてきたので、思いっきり楽しんだ記念も兼ねて日本代表の頑張りをまとめました。


W杯ロスの方も、そうじゃない方も、一緒に日本代表の激闘を振り返りましょう!


なかなかやるやん、日本代表

6/19 GS第1戦 vsコロンビア

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初戦の相手は、FIFAランク16位のコロンビア代表。

前回大会の得点王ハメス・ロドリゲスなど強力なアタッカーを擁し、下馬評では圧倒的にコロンビア有利とみられていました。


この試合、最大の見どころとなったのは、開始間もない前半3分。

DFラインの裏に抜け出した大迫のシュートをGKが弾き、そのこぼれ球に詰めた香川のシュートを・・・

ペナルティエリア内に戻ってきたコロンビアのDFカルロス・サンチェスが思わず右手でシュートブロック。


ま さ か の 神 の 手 ! !


おそらく、この試合を観ていたすべての人が目を疑い、身を乗り出したであろうシーンですね。

まさかの展開に、僕もテレビに食らいつく勢いで前のめりになりました。


このPKを香川が決め、コロンビア代表は開始早々に1人退場&1失点。

さすがにまだ90分近くあるので油断禁物だと頭では理解しつつも、おそらく日本中が
「あれ?これ、もしかしたら・・・もしかするぞ・・・!」
という予感に沸いた瞬間だと思います。

もちろん僕も大興奮しました。
日本代表の活躍は毎度盛り上がりましたが、おそらく最大瞬間風速を記録したのは、この1点目のシーンで間違いないと思う。

そのあと同点にされたときは逆転負けを確信したけども。



この試合、最終的に2-1で日本がまさかの勝利(失礼)となるわけですが、
「相手が1人少なかったから勝てたんだ」
「ガチンコじゃ勝てなかったはず」

という意見もネットで見かけました。


正直、これに関しては仰る通りだと思うしラッキーだった感は否めないけど、「ハンドしてでも止めないとやばい状況」まで追い込んだ日本の攻撃が評価されるべきだと思っています。

その結果がレッドカードだし、PKもしっかり決めてるし。

どんな形であれ、転がり込んできたチャンスを逃さないのもひとつの勝負強さだと思う。



ちなみに・・・
この試合を観戦したのは、僕が地震で被災した2日後でした。

よく「〇〇選手が次の試合でホームラン打てば、ぼくも手術がんばれる気がする!」みたいな話がありますが、どこか半信半疑というか、それで頑張れたら苦労せんやろなぁという気持ちが若干あったわけです。


でも、いざ自分が被災して窮地に立っだ状態で日本代表のまさかの勝利(失礼)を見たとき、体の奥底からパワーとガッツが湧き上がるような感覚になりました。

もともとスポーツは好きだけど、ここまでスポーツに心を支えられることがあるのかと思うほど、日本代表の健闘には勇気づけられました。

辛い時期を生き抜く力をくれた日本代表には、本当に感謝しかない。


6/25 GS第2戦 vsセネガル

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【2戦目開始時の順位表】

順位 国名 勝点 得失差
1 日本 1 0 0 3 +1
2 セネガル 1 0 0 3 +1
3 ポーランド 0 1 0 0 -1
4 コロンビア 0 1 0 0 -1

2戦目の相手はFIFAランク27位のセネガル代表。
GK川島のパンチングミスによる失点から始まった試合でした。

1戦目の失点シーンでは、かなり批判を受けていた川島。

本来であれば難しいボールもしっかりキャッチできる選手ですが、おそらく1戦目の失点から「とにかくボールをゴールから遠ざけなければ」という意識が働いて、今回のパンチングという判断に至ったのだろうと思います。


もちろん明らかな判断ミスですが、こればっかりは周囲の批判が生んだ失点とも言えそうで、個人的には川島に同情するところもあります。



さて、この試合の印象的なシーンといえば、まずは見事な連携から生まれた乾のゴール。

左サイドを抜け出した長友にピタリと当てる柴崎のロングパス。
そして、長友がエリア内に持ち込んだボールを受けた乾のシュート。

「ベンチから戦況を分析していた本田のアドバイスによって生まれたゴール」として、テレビでもたびたび紹介されたシーンです。



そして、特に印象的なシーンといえばケイスケホンダの「敬礼パフォーマンス」でしょう。

国民の期待を背負って途中出場した直後、見事にゴールを決め、急におどけた表情で敬礼するケイスケホンダ。

あんなん笑うわ。

ちなみにこの2点目のシーン、敬礼パフォーマンスの相棒である岡崎が相手GKと一緒に潰れる泥臭さを見せていた点も、なにげにお気に入りポイント。


強敵セネガルとの一戦、蓋を開けてみれば2-2というめちゃくちゃいい勝負を繰り広げて勝ち点1をゲット。

ぶっちゃけ、ここで勝ち点3を取れなかった時点で雲行きはやや怪しくなりかけましたが、やはり「2点取った!」「負けなかった!」という事実によって日本代表の「今回いけるかも感」は依然として残り続けましたね~。


6/28 GS第3戦 vsポーランド

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【3戦目開始時の順位表】

順位 国名 勝点 得失差
1 日本 1 0 1 4 +1
2 セネガル 1 0 1 4 +1
3 コロンビア 1 1 0 3 +2
4 ポーランド 0 2 0 0 -4

賛否両論、物議醸しまくりのポーランド戦。

なんといっても、終盤の試合展開が印象的でしたね。



1点ビハインドの状況で、試合終了までひたすら消極的にパスを回し続ける日本代表。

同時刻に他会場で行われていたセネガルvsコロンビアの試合状況を確認し、フェアプレーポイントの差により「負けても決勝進出できる」と判断した西野監督の大きな賭けでした。



「こんな試合して、なーにがフェアプレーポイントだ!」
「日本代表、見損なったぞ!」

想像通り、日本代表を批判する声がたくさん上がりました。


もちろん個人的にも、邪道な作戦に思うところは多少あります。

ただ、あの判断を、あの時間帯で、おそらく失敗した時のリスクも覚悟のうえで下した西野監督の勇気は、賞賛に値すると思います。


サッカーのルールをド忘れしたのかと思うほど、急に攻撃をやめた日本代表の狙いに気付いてからの、約10分間。

「そんなのアリか!」という気づきと、

「いや、気持ちはわかるけど・・・」という困惑と、

「もし失敗したら大変なことになるぞ…!」というドキドキで、

試合終了の笛が鳴るまで、他会場の結果が確定するまで、テレビから目が離せませんでした。



いま振り返れば、強敵相手に90分間の大立ち回りを見せた1~2戦目よりも、この3戦目のラスト約10分間が今大会の日本代表の試合でもっともエキサイティングで、まさに「手に汗握る」展開だったと思います。


7/3 決勝T第1戦 vsベルギー

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2018年大会で、僕がもっとも勢いを感じていたチームがベルギー代表でした。

数年前なら「ベルギー相手ならワンチャンあるな」と思えるレベルだったはずなのに、いつのまにやらFIFAランク3位(当時)という看板に恥じない強豪チームに変貌。

日本代表の対戦相手に決まった瞬間の絶望感、マジ半端ないって。(もう古い)



ただ、試合が始まってみれば原口・乾のゴールで深夜の眠気もなんのその。

69分に1点を返されるまで、2点リードした状態でベルギーを焦らせるという、とんでもない展開でした。



正直、テレビに映る「2-0」の表示には現実味がなくて、ずーっと困惑していました。

後半の途中で起きてきた彼女に「いま、2-0でリードしてる...... 日本が...」と伝えたときの、寝ぼけまなこを一気に見開き、おいおいマジかよ嘘だろ...という表情に変わっていく様を忘れられません。



最終的には69分・74分・92分と立て続けに失点して、大逆転負けを喫した日本代表。

勝てば初のベスト16進出というところで、もちろん残念ではあるものの、個人的には非常に満足できる結末だったなーと思っています。



3戦目ではバッシング覚悟で決勝トーナメント進出を目指し、無様な姿で必死につかみ取ったベルギー戦で世界を驚かせました。

もちろんサポーターも手のひらをクルクルさせるのに忙しかった数日間でしたが、最後は本当にかっこよくて、でも悔しくて、「応援していてよかった日本代表」「また応援したくなる日本代表」として終わってくれた感があります。

そういう意味で2018年大会は、日本代表の今後につながる大切なW杯になったなぁと思います。



日本代表のこれから

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日本代表の敗退後、早くもメディアの興味は選手たちの4年後に移るわけですが…

本田圭祐、酒井高徳、そして長年キャプテンを務めた長谷部誠の3名が今大会限りでの代表引退を発表。

(とはいえ、本田は現役としてプレーしながらカンボジア代表のGM就任を発表するなど、相変わらず話題には事欠かない様子)



香川や岡崎などは引き続き代表選手として4年後を目指すことが報道されてますが、現在の日本代表は中心選手の年齢が軒並み30歳前後と比較的高め。

おそらく今後4年間で大きな世代交代が進められ、2022年のカタールW杯をサッカー選手として最も「脂がのっている時期」とされる20代後半で迎える世代の選手が中心となることが予想されます。

この世代に該当し、かつ代表経験もある選手は、ざっとこんな感じ。

FW 浅野拓磨、久保裕也、南野拓実、伊東純也、杉本健勇
MF 中島翔哉、三竿健斗、大島僚太、井手口陽介
DF 昌子源、植田直通、遠藤航
GK 中村航輔

この面々に加えて、30代前半で2022年大会を迎える選手(大迫、武藤、原口、柴崎、山口あたり)がチームを牽引する役割を担えば、案外良い感じのチームになるんじゃね?と期待しています。



世間ではすっかりW杯フィーバーも終了しちゃいましたが、W杯でサッカーに興味を持った人はぜひJリーグも応援してあげてほしいです。


海外組はもちろんですが、国内組の選手も4年後に向けて着実にパワーアップできるよう、Jリーグをガシガシ盛り上げて、日本サッカーのレベルアップにサポーターとして貢献しながらサッカーを楽しんでいけたらハッピーやん?ということです。


W杯をテレビで観戦していた、そこのアナタ!
最寄りのスタジアムに行けば、日本代表の選手が間近でボール蹴っている姿が観られますよ!w




というわけで、次回のW杯は2022年。

「ドーハの悲劇」でおなじみのドーハを首都とする中東の国・カタールで開催されます。


2018年大会では、日本代表が強豪国相手でも「けっこう良い戦いができる」と判明したので、2022年大会も期待せざるを得ません。

ハリルホジッチ氏が急に解任されたり、「オールジャパン」とかいう方針が発表されたりで不安要素も多い日本サッカーですが、まぁしばらくは期待値高めで注目していきましょう…!

いつの日か、W杯を現地で観戦してみたい!

【ゼロから始めるW杯2018観戦】日本代表と対戦する国の特徴と見どころを、初心者にもわかりやすく紹介するよ!(ポーランド編)

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こんにちは! サッカー大好きブロガー・ぱいたん(@paitanblog)です。

この記事は、6/14から開幕するサッカーの祭典『FIFA ワールドカップ2018(以下、W杯)』をたくさんの人に楽しんでもらうために、

今回のW杯からサッカー観戦を始める人も楽しめるような、わかりやすい見どころを紹介しよう!

という思いで書き始めた3部作の3回目です。

1回目、2回目をまだ読んでいない方は、ぜひ初めから読んでみてください!

▼1回目

▼2回目




さて、最終回となる今回は、日本にとって3戦目の相手となる国『ポーランド』の特徴や見どころを紹介していきます。

今回も、どうぞ最後までお付き合いください!

vsポーランド! 試合日程は?

まずは、肝心の試合日程から!

日本代表がポーランド代表と対戦するのは、グループステージ第3戦。
日本時間で6/28(木)の23:00からキックオフ予定です。

1戦目、2戦目の結果(勝ち点の獲得状況)によっては、この時点でグループステージ突破(あるいは敗退)がほぼ確実という状況もありえます。


ポーランドって、どんな国?

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ドイツやチェコ等に囲まれたヨーロッパの国で、めちゃくちゃシンプルな紅白の国旗(日本と同じ配色!)が覚えやすいですね。

公用語はポーランド語、首都はワルシャワ
ユニークな文化として、日本では『土用丑の日』にウナギを食べるように、ポーランドには『脂の木曜日』という揚げドーナツを食べる日があります。ワーオ、ファンタスティック。


また、ポーランドという国自体は日本ではあまり馴染みがありませんが、意外にもポーランド出身の著名人は日本でも非常に有名。

天文学者のコペルニクス、物理学者のキュリー夫人、音楽家のショパンなどは、学生時代に誰しも一度は聞いたことがあるはず!


どんなチーム?

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チームの強さを国際大会の成績から数値化する『FIFAランキング』で、なんとポーランドは世界8位(日本は61位)。

ブラジル、スペイン、アルゼンチン、フランス等の強豪と並んでトップ10入りです。すごい。


スーパースター級の選手は少ないですが、前線からキーパーまで攻守にわたり実力者を揃えていて、目立った穴がないことが躍進のカギ。

日本と戦う3チームの中で最も高いランクであることからもわかるように、今まさに勢いに乗っているチームです。

わかりやすい注目選手は?

ロベルト・レヴァンドフスキ

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コロンビア編で紹介した注目選手ハメス・ロドリゲスにも劣らぬ知名度を誇る、世界的なアタッカー。

ポジションは、セネガル編の注目選手マネと同じく最前線でゴールを狙うFW(フォワード)
現在はドイツの名門クラブ『バイエルン・ミュンヘン』で、ハメス・ロドリゲスのチームメートとして活躍中です。


2018年W杯の出場権をかけたヨーロッパ予選で得点王に輝く活躍を見せ、ポーランド代表の歴代最多得点記録を更新中という事実からも、ポテンシャルの高さがうかがえますね。


最大の武器は、右足・左足・ヘディングと、ボールを受ければどこからでもゴールに繋げられる得点力

しかも、味方を生かすポストプレーまで得意という、完成度の高い万能選手です。


ここがポイント!『ポストプレー』とは

ボールを奪われないようキープしつつ味方が攻めあがる時間を作り出すような、前線で攻撃の起点となるプレーを総称して『ポストプレー』と呼びます。

ポストプレーがうまい選手がいると、味方は安心してボールを預けて攻撃に移れるため、攻撃の安定感がアップ。

とにかくボールを奪われずしっかりとタメを作ることが重要なので、フィジカルが強く当たり負けしない選手や、背が高くて手足の長い選手が得意とするプレーです。

見どころは?

『初心者向け』と銘打っている割には少々マニアックな見方になりますが、いかに最前線のレヴァンドフスキにボールを集めるかという、ポーランド代表のチームプレーを楽しめる試合になると思います。


ポーランドはチーム全体で「レヴァンドフスキの得点力を存分に生かしまくる」という、良い意味でシンプルかつわかりやすく、そして強力なサッカーを展開してくることが予想されます。

つまりは、前線からキーパーにいたるまで実力者揃いのチームがあの手この手を駆使してレヴァンドフスキのシュートチャンスを作ってくるわけです。


そこで、かなり極端ですが「日本のゴール付近でレヴァンドフスキにボールが渡れば1失点!」ぐらいの気持ちでレヴァンドフスキにボールが渡るか否かに注目して観戦することをオススメします。

ピンポイントで注目することで、あまりサッカーに詳しくなくてもポーランドの攻撃の巧みさや、日本守備陣の頑張りが見えやすく、ドキドキハラハラしながら手に汗握る展開を楽しめるのではないかと思います!

ぶっちゃけ、日本は勝てそう?

厳しい予想ですが、ポーランド相手に引き分けられれば御の字だと思っています。

日本がコロンビア・セネガル・ポーランドと同じグループで戦うことが決まったとき、日本は1勝もできず、おそらくコロンビアとポーランドが決勝トーナメントに進むだろうと予想していたほどです。


今の日本代表はW杯目前にして監督の交代もあり、チームの完成度を高め直している段階。

対して、相手は前回のW杯から4年をかけてチームを作ってきています。

日本を応援する気持ちはありますが、これで勝てるほどW杯は甘くないだろというのが正直なところ。



ただし、日本に全く勝機が無いかといえば、そうでもないと思っています。

ポーランドのサッカーはシンプルかつ強力ですが、足が速すぎるとか、フィジカルが圧倒的とか、めちゃくちゃ背が高いとか、どう頑張っても日本人選手では太刀打ちできないような「怪物プレイヤー」は存在しません。

もちろんレヴァンドフスキをはじめ強力な選手ばかりですが、しっかりと「サッカー」で勝負できるという点においては、日本にも勝機はあるだろうと思っています。


決勝トーナメント進出に向けて、3戦目終了時点で勝ち点7以上、少なくとも4以上は欲しいので、下記いずれかの戦績が求められます。
・3勝0敗1分(勝ち点9)
・2勝0敗1分(勝ち点7)
・2勝1敗0分(勝ち点6)
・1勝0敗2分(勝ち点5)
・1勝1敗1分(勝ち点4)

難敵揃いの中で全勝・無敗というわけにはいかないことを考えれば、現実的なラインとしては勝ち点4~6といったところでしょうか。

・・・ポーランド戦までに、勝ち点2以上取れるといいなぁ・・・。



というわけで、心のどこかにある「まぁ無理やろ」という邪念は一旦振り払い、日本を応援したい気持ちを込めて1-0で日本の勝利を予想します!

がんばれ! ニッポン!

おわりに

今回は、日本代表の3戦目の相手『ポーランド』について紹介しました!


記事の中でよくわからない用語があったり、こんな情報が欲しい!等ありましたら、はてブやコメント欄でぜひ教えてください。

いただいた意見を参考にして、よりわかりやすくサッカーの楽しみ方が伝わるよう記事を更新していきます!


関連記事

▼1戦目:vs コロンビア

▼2戦目:vs セネガル

【ゼロから始めるW杯2018観戦】日本代表と対戦する国の特徴と見どころを、初心者にもわかりやすく紹介するよ!(セネガル編)

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こんにちは! サッカー大好きブロガー・ぱいたん(@paitanblog)です。

この記事は、6/14から開幕するサッカーの祭典『FIFA ワールドカップ2018(以下、W杯)』をたくさんの人に楽しんでもらうために、

今回のW杯からサッカー観戦を始める人も楽しめるような、わかりやすい見どころを紹介しよう!

という思いで書き始めた3部作の2回目です。

1回目をまだ読んでいない方は、ぜひ初めから読んでみてください!

▼1回目


さて、2回目となる今回は、日本にとって2戦目の相手となる国『セネガル』の特徴や見どころを紹介していきます。

今回も、どうぞ最後までお付き合いください!

vsセネガル! 試合日程は?

まずは、肝心の試合日程から!

日本代表がセネガル代表と対戦するのは、グループステージ第2戦。
日本時間で6/25(月)の0:00からキックオフ予定です。


W杯のグループステージでは、同じグループに属する4チームで総当たり戦を行い、その勝敗によって獲得できるポイント『勝ち点』の合計でグループ内の順位を決定します。

ここがポイント!『勝ち点』で決まるサッカーの順位

『勝ち点』は、W杯のグループステージだけでなく、Jリーグの順位決定にも使われているポイントシステムです。

試合に勝てば3ポイント、引き分けで1ポイント、負ければ0ポイント獲得することになり、最終的に最も勝ち点を獲得したチームが1位!ということになります。

グループステージは全部で3試合あるので、獲得できる勝ち点は最大で9。
過去2大会(2010年、2014年)でグループステージを突破したチームは、最低でも勝ち点4(=1勝1敗1分)を獲得しています。

そのため、日本にとって2戦目となるセネガル戦は、グループステージ突破に向けて勝ち点をどこまで伸ばせるか・・・という重要な一戦になります。

セネガルって、どんな国?

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マリやギニア等と隣接し、バスケットボールの強豪国としても知られるアフリカの国です。

公用語はフランス語、首都はダカール
アフリカ大陸の西端に位置していて、大西洋やサハラ砂漠とも隣接しています。

首都のダカールといえば、日本でも『ダカール・ラリー(旧名称:パリ・ダカール・ラリー)』のゴール地点としても有名ですね。

どんなチーム?

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2002年の日韓大会でW杯初出場を果たし、今回が4大会ぶり2回目のW杯出場となるセネガル。
ここ数年で大きく成長を遂げているアフリカサッカー界の中でも、とくに優秀な選手を多く擁するチームです。

初出場となった2002年大会では、開幕戦で1998年大会王者のフランスを破って大金星。
個人的に『アフリカのチームは、大舞台で大番狂わせを起こす』という印象があり、今大会でも台風の目になれるかどうか楽しみなチームです。


チームの強さを国際大会の成績から数値化する『FIFAランキング』で、セネガルは世界27位(日本は61位)。
ランキングだけ見れば日本が対戦する3チームの中で最も低い順位ですが、決して油断はできない難敵です。

わかりやすい注目選手は?

サディオ・マネ

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前回の記事で注目選手として紹介したコロンビアのハメス・ロドリゲスに比べれば世間的な知名度では劣るものの、このマネもW杯に向けて調子を上げている選手のひとり。

ポジションはFW(フォワード)
最前線でゴールを狙う役割で、日本代表では岡崎武藤大迫などが担うポジションです。


マネは現在26歳ながら、イングランドの名門クラブ『リヴァプール』の主力アタッカーとして活躍しており、世界最高峰リーグのひとつとされるイングランドリーグで4年連続2ケタ得点を達成しています。

つまりは20代前半から世界トップクラスで通用する得点力を誇る怪物FWということであり、W杯でのさらなる飛躍が期待される新進気鋭の若手選手です。


さらに、つい先月末に行われたヨーロッパ最強のクラブチームを決める大会『UEFA チャンピオンズリーグ』の決勝戦でもリヴァプールの一員としてゴールを決め、こちらも大会通算10得点を達成。

「ワールドカップより難しい戦い」とも称されるチャンピオンズリーグにおいても、その得点力に陰りはなく、ますますマネが持つ攻撃センスの高さが伺えます。


なお、そこそこ欧州サッカーの動向に詳しい人でなければマネという名前を知らない人も多いと思いますので、今回ここで紹介した内容をそのまま話すだけでも見事な知ったかぶりをかましやすいという点でも、ぜひ覚えておいてほしい選手です。

見どころは?

セネガル戦の見どころとして、アフリカ人選手ならではの身体能力を生かしたパワフルなサッカーは必見です。

身体のバネを使ったジャンプやダッシュ、強烈なシュートはもちろん、ぶつかられても倒れず、逆に相手を吹き飛ばすほど強靭なフィジカルをもって多少強引にでもチャンスを生み出せるのがアフリカサッカーの強みであり見どころです。

当然ながら日本代表の選手たちもプロのサッカー選手なのでヤワな鍛え方はしていませんが、それでもなお警戒せざるを得ない圧倒的なフィジカルは、サッカーがうまいだけでは越えられない高い壁になるでしょう。

ぶっちゃけ、日本は勝てそう?

フィジカルを生かした強引なドリブル突破や、身体のバネを生かした高い打点のヘディングなど、チームプレーというよりも各個人の独力突破で戦況をひっかきまわしてくるセネガル代表。

身体能力で劣る日本代表は、チーム全員での組織的な守備でボールを奪い、いかに自分たちの攻撃のリズムを作れるかがポイントになります。


また、セネガルは両サイドにマネなど足の速いアタッカーを置き、サイドから相手の守備を崩すサッカーが武器ですが、逆にセネガルの弱点となりそうなのも両サイド

実力者が守る中央の守備は強固ですが、比較的手薄となる両サイドの守備が日本の狙いどころとなるでしょう。


つまり勝負のカギを握るのは、両サイドのフィジカルバトル
日本は長友など足が速くスタミナのあるサイドの選手が粘り強く対応し、両サイドの攻防を制することができれば、勝機は充分にあるはずです。

個人的には、(ここで勝っておきたいという希望も含めて)2-1で日本が勝利すると予想します!

日本攻撃陣の奮起に期待。

おわりに

今回は、日本代表の2戦目の相手『セネガル』について紹介しました!


記事の中でよくわからない用語があったり、こんな情報が欲しい!等ありましたら、はてブやコメント欄でぜひ教えてください。

いただいた意見を参考にして、よりわかりやすくサッカーの楽しみ方が伝わるよう記事を更新していきます!

さて、今回はここまで!
次回は3戦目の相手、ポーランドについて紹介しますよ!

関連記事

▼1戦目:vs コロンビア代表

▼3戦目:vs ポーランド代表

【ゼロから始めるW杯2018観戦】日本代表と対戦する国の特徴と見どころを、初心者にもわかりやすく紹介するよ!(コロンビア編)

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こんにちは! サッカー大好きブロガー・ぱいたん(@paitanblog)です。

4年に1度のサッカーの祭典『FIFA ワールドカップ(以下、W杯)』、いよいよ始まりますね!
めっちゃ楽しみです!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°


とはいえ、世間の盛り上がりはイマイチのご様子。
テレビを見ても職場で同僚と話していても、W杯の話題はあまり聞こえてきません。


そもそも、僕のまわりでもほとんどの人が
「えっ、W杯って今年なの?」
という反応です。

・・・そうか、まぁ・・・そうなるか・・・。



さすがに2002年の日韓合同開催に比べれば世間のサッカー熱が上がりにくいとしても、サッカー好きとしてはちょっぴりさみしい・・・。

サッカーに興味がない人に対して「サッカー観ようぜ!」と強要するつもりは無いですが、興味はあるけどあんまり詳しくない人に情報が届きにくいのはよろしくない!


というわけで、当ブログではそんな『サッカー観戦初心者』に向けて、W杯の見どころやサッカー観戦の楽しみ方を発信してみようと思い立ったわけです!


常にサッカー界の動向にアンテナを張っているコアなファンは各々お気に入りの情報サイトがあることかと思いますので、ここでは今大会からサッカー観戦を始めてみようと思っている方に向けて、
あまりサッカーに詳しくない人でも、明日から学校や職場でサッカーの話題に入っていけるようになってもらうことを目標に、わかりやすく紹介します!

ひとまず全3回(予定)に分けて紹介していきますので、どうぞお付き合いください!

vsコロンビア! 試合日程は?

まずは、肝心の試合日程から!

日本代表がコロンビア代表と対戦するのは、グループステージ第1戦。
日本時間で6/19(火)の21:00からキックオフ予定です。

ここがポイント!『グループステージ』とは?

W杯では、まず出場32チームを4チームずつの8グループに分けて、グループ内で総当たりのリーグ戦を行います。

このリーグ戦のことをW杯では『グループステージ(GS)』と呼び、各グループの成績上位2チーム(つまり、32チームのうち16チームだけ)が『決勝トーナメント』に進出できるというわけです。


じつは、コロンビアと日本は前回の2014年W杯でもグループステージで対戦しています。
結果は、4-1でコロンビアが勝利。

つまり今大会は、コロンビアとのリベンジマッチが実現するわけです!

日本代表にとって大切な初戦、なんとか勝って好スタートと行きたいところですね。


コロンビアって、どんな国?

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ブラジルやペルーと隣接していて、コーヒー豆の原産国としても有名な南米の国です。

公用語はスペイン語、首都はボゴタ
人口は日本の約1/3ですが、面積は日本の約3倍あります。

コロンビアの有名人といえば、世界的なレーシングドライバーであるファン・パブロ・モントーヤや、ディズニー映画『ズートピア』で主題歌&声優を務めた歌手シャキーラなどは日本でも馴染みが深いですね。


どんなチーム?

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ベスト8入りを果たした2014年大会に続いて、今大会で2年連続6回目のW杯出場。
サッカー大国ブラジルと同じ南米のチームらしく足元でボールを扱う技術が高く、パスをこまかく回しながら攻撃のチャンスを伺うサッカーが得意なチームです。


チームの強さを国際大会の成績から数値化する『FIFAランキング』で、コロンビアは世界16位(日本は61位)とされています。

もちろんランキングがすべてではありませんが、日本がどれほどの強敵と戦うことになるかの判断基準としては参考になります。


日本代表はコロンビア戦に向けて、6/12に『仮想コロンビア』として南米の強豪国パラグアイを迎えての親善試合を行います。

ここで南米チームの傾向と対策をしっかり確認して、大切な初戦に向けてチームとしての完成度を高めてほしいところです。

わかりやすい注目選手は?

ハメス・ロドリゲス

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コロンビアの選手といえば、日本でも知名度の高いハメス・ロドリゲス
名前だけでも覚えておきたい選手です。


「ハメス・ロドリゲス、マジでやべーよな!」
とりあえず、これさえ言えれば最低限の知ったかぶりが可能です。


ポジションはMF(ミッドフィールダー)
フィールドの中央付近で攻撃の司令塔となる重要な役割で、日本代表では香川本田などが担うポジションです。


2014年の南アフリカW杯ではスーパールーキーとして大活躍し、準々決勝でブラジルに敗れるまでの5試合で6得点の好成績。
世界の名だたる選手を差し置いて、大会得点王に輝きました。

その後、W杯での活躍が認められてスペインの名門クラブ『レアル・マドリード』に引き抜かれたことで、一気にスターダムにのし上がった選手です。

この2014年W杯の活躍により、日本のサッカーファンの間でもハメス・ロドリゲスの名が広く知られるようになりました。


そして、現在はドイツの名門クラブ『バイエルン・ミュンヘン』に活躍の場を移しました。
まだまだ26歳と若い選手ですが、すでに輝かしいキャリアを誇っています。

2018年W杯は、彼にとって2度目のW杯。
持ち前の得点力に強豪チームで活躍した経験もプラスして迎えた今大会、ふたたび大量得点が期待される注目選手です。


見どころは?

最もわかりやすい見どころとしては、注目選手であるハメス・ロドリゲスの高い攻撃性能と、それを阻止する日本守備陣の攻防が挙げられます。

ワールドクラスの得点力を誇るハメスを抑え込むことは容易ではないとはいえ、日本代表の守備陣にもヨーロッパの舞台を経験した名手がいます。

ハメスを直接抑えにいくだけでなく、ハメスにパスを出そうとする選手を自由にさせないよう、チーム全体で早めにボールを奪いに行くことが重要になりそうです。



また、南米らしいパスサッカーを相手する場合に厄介なのが、「ボールは疲れない」ということです。

コロンビアがパスを回し、それを奪うために日本が走るという展開が多くなると予想されますが、なかなかボールが奪えなければ走らされっぱなしの日本選手は疲弊していきますよね。

深追いすれば選手は疲れ、陣形が崩れ、つまりはコロンビアに攻め入るスキを与えてしまいます。


ただ、こうしたパス回しは直接ゴールに繋がる行動ではないため、同点、あるいはリードしている状況など、ある程度の余裕がなければ選択しづらい戦術です。

そのため、コロンビア得意のパスサッカーを防ぐためには相手が強引にでも攻め込まなければいけない状況を作ること、つまり日本が先制点を取ってコロンビアのペースを崩すことが重要になります。

ぶっちゃけ、日本は勝てそう?

コロンビアは今年行われたフランスとの親善試合で、2点差をひっくり返して3-2で勝利しています。

フランスは今回のW杯でも優勝候補に挙げられるほど強いチームですが、親善試合とはいえ大量得点で勝利するほどの実力が伺えます。

コロンビアは誰もが知ってるような有名選手ばかりのチームではありませんが、攻守にわたって粒ぞろいで、決して侮れないチームだということがわかりますね。

個人的には、0-2あるいは1-2ぐらいの点差で、惜しくも日本が負けてしまうのではないかと予想しています。


ただし、ハメス・ロドリゲスをはじめハイレベルな攻撃陣に比べると、守備陣にはまだまだ荒削りな部分が目立ち、いわばコロンビアの弱点は「守備力の低さ」といった印象です。

日本代表の攻撃陣には海外で活躍する選手たちも多く揃っていて、相手の守備陣を崩してゴールを決めることは充分に可能だと思っているので、1点取られても2点取り返すぐらいの強気なサッカーで臨んでほしいところです!


おわりに

今回は、日本代表の初戦の相手『コロンビア』について紹介しました!


記事の中でよくわからない用語があったり、こんな情報が欲しい!等ありましたら、はてブやコメント欄でぜひ教えてください。

いただいた意見を参考にして、よりわかりやすくサッカーの楽しみ方が伝わるよう記事を更新していきます!

さて、今回はここまで!
次回は2戦目の相手、セネガルについて紹介しますよ!

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