ぱいたんイズム

とあるゲームプランナーが思いつくまま書くブログ

【ゼロから始めるW杯2018観戦】日本代表と対戦する国の特徴と見どころを、初心者にもわかりやすく紹介するよ!(ポーランド編)

f:id:pai_tan:20180604223748p:plain

こんにちは! サッカー大好きブロガー・ぱいたん(@paitanblog)です。

この記事は、6/14から開幕するサッカーの祭典『FIFA ワールドカップ2018(以下、W杯)』をたくさんの人に楽しんでもらうために、

今回のW杯からサッカー観戦を始める人も楽しめるような、わかりやすい見どころを紹介しよう!

という思いで書き始めた3部作の3回目です。

1回目、2回目をまだ読んでいない方は、ぜひ初めから読んでみてください!

▼1回目

▼2回目




さて、最終回となる今回は、日本にとって3戦目の相手となる国『ポーランド』の特徴や見どころを紹介していきます。

今回も、どうぞ最後までお付き合いください!

vsポーランド! 試合日程は?

まずは、肝心の試合日程から!

日本代表がポーランド代表と対戦するのは、グループステージ第3戦。
日本時間で6/28(木)の23:00からキックオフ予定です。

1戦目、2戦目の結果(勝ち点の獲得状況)によっては、この時点でグループステージ突破(あるいは敗退)がほぼ確実という状況もありえます。


ポーランドって、どんな国?

f:id:pai_tan:20180604230951p:plain

ドイツやチェコ等に囲まれたヨーロッパの国で、めちゃくちゃシンプルな紅白の国旗(日本と同じ配色!)が覚えやすいですね。

公用語はポーランド語、首都はワルシャワ
ユニークな文化として、日本では『土用丑の日』にウナギを食べるように、ポーランドには『脂の木曜日』という揚げドーナツを食べる日があります。ワーオ、ファンタスティック。


また、ポーランドという国自体は日本ではあまり馴染みがありませんが、意外にもポーランド出身の著名人は日本でも非常に有名。

天文学者のコペルニクス、物理学者のキュリー夫人、音楽家のショパンなどは、学生時代に誰しも一度は聞いたことがあるはず!


どんなチーム?

Embed from Getty Images

チームの強さを国際大会の成績から数値化する『FIFAランキング』で、なんとポーランドは世界8位(日本は61位)。

ブラジル、スペイン、アルゼンチン、フランス等の強豪と並んでトップ10入りです。すごい。


スーパースター級の選手は少ないですが、前線からキーパーまで攻守にわたり実力者を揃えていて、目立った穴がないことが躍進のカギ。

日本と戦う3チームの中で最も高いランクであることからもわかるように、今まさに勢いに乗っているチームです。

わかりやすい注目選手は?

ロベルト・レヴァンドフスキ

Embed from Getty Images

コロンビア編で紹介した注目選手ハメス・ロドリゲスにも劣らぬ知名度を誇る、世界的なアタッカー。

ポジションは、セネガル編の注目選手マネと同じく最前線でゴールを狙うFW(フォワード)
現在はドイツの名門クラブ『バイエルン・ミュンヘン』で、ハメス・ロドリゲスのチームメートとして活躍中です。


2018年W杯の出場権をかけたヨーロッパ予選で得点王に輝く活躍を見せ、ポーランド代表の歴代最多得点記録を更新中という事実からも、ポテンシャルの高さがうかがえますね。


最大の武器は、右足・左足・ヘディングと、ボールを受ければどこからでもゴールに繋げられる得点力

しかも、味方を生かすポストプレーまで得意という、完成度の高い万能選手です。


ここがポイント!『ポストプレー』とは

ボールを奪われないようキープしつつ味方が攻めあがる時間を作り出すような、前線で攻撃の起点となるプレーを総称して『ポストプレー』と呼びます。

ポストプレーがうまい選手がいると、味方は安心してボールを預けて攻撃に移れるため、攻撃の安定感がアップ。

とにかくボールを奪われずしっかりとタメを作ることが重要なので、フィジカルが強く当たり負けしない選手や、背が高くて手足の長い選手が得意とするプレーです。

見どころは?

『初心者向け』と銘打っている割には少々マニアックな見方になりますが、いかに最前線のレヴァンドフスキにボールを集めるかという、ポーランド代表のチームプレーを楽しめる試合になると思います。


ポーランドはチーム全体で「レヴァンドフスキの得点力を存分に生かしまくる」という、良い意味でシンプルかつわかりやすく、そして強力なサッカーを展開してくることが予想されます。

つまりは、前線からキーパーにいたるまで実力者揃いのチームがあの手この手を駆使してレヴァンドフスキのシュートチャンスを作ってくるわけです。


そこで、かなり極端ですが「日本のゴール付近でレヴァンドフスキにボールが渡れば1失点!」ぐらいの気持ちでレヴァンドフスキにボールが渡るか否かに注目して観戦することをオススメします。

ピンポイントで注目することで、あまりサッカーに詳しくなくてもポーランドの攻撃の巧みさや、日本守備陣の頑張りが見えやすく、ドキドキハラハラしながら手に汗握る展開を楽しめるのではないかと思います!

ぶっちゃけ、日本は勝てそう?

厳しい予想ですが、ポーランド相手に引き分けられれば御の字だと思っています。

日本がコロンビア・セネガル・ポーランドと同じグループで戦うことが決まったとき、日本は1勝もできず、おそらくコロンビアとポーランドが決勝トーナメントに進むだろうと予想していたほどです。


今の日本代表はW杯目前にして監督の交代もあり、チームの完成度を高め直している段階。

対して、相手は前回のW杯から4年をかけてチームを作ってきています。

日本を応援する気持ちはありますが、これで勝てるほどW杯は甘くないだろというのが正直なところ。



ただし、日本に全く勝機が無いかといえば、そうでもないと思っています。

ポーランドのサッカーはシンプルかつ強力ですが、足が速すぎるとか、フィジカルが圧倒的とか、めちゃくちゃ背が高いとか、どう頑張っても日本人選手では太刀打ちできないような「怪物プレイヤー」は存在しません。

もちろんレヴァンドフスキをはじめ強力な選手ばかりですが、しっかりと「サッカー」で勝負できるという点においては、日本にも勝機はあるだろうと思っています。


決勝トーナメント進出に向けて、3戦目終了時点で勝ち点7以上、少なくとも4以上は欲しいので、下記いずれかの戦績が求められます。
・3勝0敗1分(勝ち点9)
・2勝0敗1分(勝ち点7)
・2勝1敗0分(勝ち点6)
・1勝0敗2分(勝ち点5)
・1勝1敗1分(勝ち点4)

難敵揃いの中で全勝・無敗というわけにはいかないことを考えれば、現実的なラインとしては勝ち点4~6といったところでしょうか。

・・・ポーランド戦までに、勝ち点2以上取れるといいなぁ・・・。



というわけで、心のどこかにある「まぁ無理やろ」という邪念は一旦振り払い、日本を応援したい気持ちを込めて1-0で日本の勝利を予想します!

がんばれ! ニッポン!

おわりに

今回は、日本代表の3戦目の相手『ポーランド』について紹介しました!


記事の中でよくわからない用語があったり、こんな情報が欲しい!等ありましたら、はてブやコメント欄でぜひ教えてください。

いただいた意見を参考にして、よりわかりやすくサッカーの楽しみ方が伝わるよう記事を更新していきます!


関連記事

▼1戦目:vs コロンビア

▼2戦目:vs セネガル